鎖骨の出っ張りが片方のみ痛い原因を整骨院が解説

「鎖骨の出っ張り部分が片方だけ痛い‥」

こんな痛みを感じると、何か悪い病気なのかな?と不安な気持ちになりますよね。

何の痛みでも、片方だけに痛みを感じると不安になるものです。気持ちはよく理解できます。

本ページでは、そんな不安な思いをされている方に「鎖骨の出っ張りが片方のみ痛い原因」を、大分市「ゆらぎ整骨院」がわかりやすく解説させていただきます。

目次

鎖骨の出っ張りが片方のみ痛いときに考えられる原因

鎖骨の出っ張りが片方のみ痛いときに考えられる原因

肩鎖関節炎(肩鎖関節の炎症)

鎖骨の出っ張りが片方のみ痛い場合は、肩鎖関節炎の可能性があります。

鎖骨の外側の端にある肩鎖関節は、鎖骨と肩甲骨をつないでいる小さな関節です。この関節が炎症を起こすと、関節周囲が腫れて出っ張りが目立つようになり、押すと痛みを感じます。日常生活では腕を上げる動作や、服を着替える際にも痛みが出やすくなります。

スポーツでのくり返しの動作や、重いものを持ち上げる作業が原因となることが多く、炎症が進むと熱を持ったような感じを伴います。

肩鎖関節炎は、放置すると慢性化しやすいため、早めの処置(対策)が大切です。

肩鎖関節脱臼やズレ

鎖骨の出っ張りが片方のみ痛い場合は、肩鎖関節脱臼やズレの可能性があります。

肩鎖関節脱臼とは、転倒や強打によって鎖骨と肩甲骨をつなぐ関節が外れてしまった状態です。完全に脱臼していなくても、関節の位置が正常でないと、鎖骨の先端部分が盛り上がったような出っ張りとして現れます。この出っ張り部分を押すと鋭い痛みを感じ、肩を動かすときに痛みが強くなるのが特徴です。

見た目にも変形がみられることがあり、腕を上げる動作が困難になることも少なくありません。思い当たる外傷がある場合は、速やかに医療機関での検査が必要です。

鎖骨の打撲・小さな骨折

鎖骨の出っ張りが片方のみ痛い場合は、打撲や小さな骨折の可能性があります。

転倒や何かにぶつけたときに起こる外傷で、鎖骨の出っ張り部分に腫れや内出血による青あざが現れることがあります。軽度の打撲であれば数日から一週間程度で自然に改善しますが、押すと鋭い痛みが続く場合は、小さな骨折やひび割れが隠れている可能性があります。

特に転倒時に手をついたり、スポーツ中の衝突などで強い外力が加わった場合は注意が必要です。痛みが強い場合や症状が長引く場合は、より深刻な怪我が隠れている可能性もあるため、医療機関への相談をおすすめします。

胸郭出口症候群

鎖骨の出っ張りが片方のみ痛い場合は、胸郭出口症候群の可能性があります。

鎖骨の下で神経や血管が圧迫される疾患で、鎖骨の出っ張り部分を押すと痛みが出る症状として特に多い原因のひとつです。なで肩の女性に多くみられ、荷物を持ち上げたり腕を上げたりする動作で症状が強くなることが特徴です。

鎖骨周辺の押すと痛い症状に加えて、腕のしびれや手の冷感なども現れることがあります。デスクワークやスマートフォンの長時間使用など、現代的な生活習慣が原因となることも多く、近年では多くの方に知られるようになった疾患です。

筋肉の硬さによる牽引痛

鎖骨の出っ張りが片方のみ痛い場合は、筋肉や筋膜の硬さによる牽引痛の可能性があります。

鎖骨の周りには多くの筋肉が付着しており、それらを包む筋膜という薄い膜があります。長時間の同じ姿勢や筋肉の疲労により、この筋膜が硬くなって癒着すると、鎖骨の出っ張り部分を引っ張るような痛みが生じます。

特に、胸の筋肉や首の筋肉が硬くなると、鎖骨への負担が増加します。デスクワークで前かがみの姿勢が続いたり、ストレスで肩に力が入りやすい方によく見られる症状です。マッサージのように押すと痛みを感じるのが特徴で、多くの場合は筋肉の緊張を和らげることで改善が期待できます。

医療機関を受診するべき鎖骨の痛みの見分け方

鎖骨の出っ張りに痛みがある場合、以下のような症状があるときは早めに医療機関を受診することをおすすめします。

  • 腫れ・赤身・発熱
  • 腕が上がらない・手指のしびれ
  • 数日痛みが続く

まず、明らかな腫れ・赤み・発熱がある場合は、炎症が強い状態や感染の可能性があります。また、腕が上がらない、手や指にしびれがある、力が入らないなどの神経症状がある場合は、神経の圧迫や損傷が疑われます。

痛みが数日以上続いている、もしくは日に日に悪化している場合も注意が必要です。安静にしていても痛みが改善しない、夜間痛で眠れないといった状況では、骨や関節の異常が考えられます。

さらに、以前に同じ場所をケガしたことがある方や、最近転倒や衝突があった方は、骨折や脱臼の可能性も考慮して、レントゲン検査などを受けることが大切です。

鎖骨の出っ張りの痛みを軽減させるセルフケア方法

鎖骨の出っ張りの痛みを軽減させるセルフケア方法

鎖骨の出っ張りが痛いときのセルフケア方法をご紹介します。もちろん、痛みが酷いと感じる場合は無理をせずに医療機関を受診しましょう。

アイシング

鎖骨の出っ張り部分を押すと熱っぽい感じがしたり、ズキズキとした痛みがある場合は、炎症を抑えるためにアイシングが効果的です。

氷のう袋に氷と少量の水を入れて、痛みのある部分に10〜15分程度あてます。1日2〜3回を目安に行いましょう。

冷やしすぎると血流が悪くなり体の冷えにつながるため、時間を守って行うようご注意ください。

肩甲骨まわりのやさしいストレッチ

鎖骨に直接刺激を加えるのではなく、肩甲骨を動かすことで鎖骨周辺の筋肉の緊張を和らげることができます。

椅子に座って背筋を伸ばし、両肩を上に持ち上げてから、ゆっくりと後ろに回すように下ろします。また、両手を体の前で組んで、背中を丸めるように腕を前に伸ばすストレッチも効果的です。肩甲骨の間の筋肉を伸ばすことで、鎖骨への負担を軽減できます。痛みが増す場合は中止し、無理のない範囲で行いましょう。

姿勢の見直し

猫背や巻き肩の姿勢は、鎖骨の出っ張り部分に不要な圧力をかけてしまいます。デスクワーク中は、画面と目線の高さを合わせ、肩の力を抜いて座るよう心がけましょう。

定期的に立ち上がって軽く体を動かすことも大切です。また、枕の高さが合わない場合も首や肩の筋肉に負担がかかるため、睡眠時の姿勢も見直してみてください。日常生活の中で正しい姿勢を意識することで、鎖骨への負担を軽減できます。

鎖骨の痛みでお悩みなら大分市「ゆらぎ整骨院」へ!

鎖骨の痛みでお悩みなら大分市「ゆらぎ整骨院」へ!

鎖骨の痛みでお悩みの方は、大分市のゆらぎ整骨院へお越し下さい。

当院では、鎖骨の痛みの原因を追求&特定したうえで、必要な処置を行います。特に、姿勢の悪さからくる鎖骨の痛みに対しては、独自の全身調整で体のすみずみまで施術を行い、痛みの解消を目指します。

整骨院でよくある回数券の押売りや次回予約の強要などもありませんので、安心してご来院ください。

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