「寝ると腰や背中にマットレスが当たって痛みを感じる」
「痩せているから硬いマットレスだと腰が痛い」
「痩せ型でも腰が痛くならないマットレスを探している」
寝ているときの腰痛で悩みを抱えている人は老若男女を問いません。
大分市のゆらぎ整骨院でも腰痛でお悩みの人の来院が毎日のようにあります。
なかでも、痩せ型の人の多くが寝ているときに腰に痛みを感じているようです。
本ページでは、痩せている人が寝ているときに腰が痛くなる原因を紐解きながら、おすすめの対策方法や痩せ型におすすめのマットレスを詳しくご紹介させていただきます
瘦せている人の腰痛対策マットレスは「柔らかい高反発」

痩せている人の腰痛対策マットレスは「柔らかい高反発マットレス」を選ぶようにしてください。
「え?高反発なのに柔らかいマットレスって矛盾してない?」
と思いませんでしたか?
実は、高反発マットレスが硬いマットレスとイメージしている人が多いですが、そんなことはありません。
高反発マットレスでも寝心地の柔らかいマットレスはあります。
筆者が柔らかい高反発マットレスをおすすめする理由は、痩せている人は、脂肪(ぜい肉)が少ない分、マットレスの硬さを直に感じてしまう傾向にあるからです。
とはいえ、低反発マットレスでは睡眠中に大切な寝返りがうちづらくなります。特に、筋肉量が少ない痩せ型の女性は低反発マットレスに寝てしまうと殆ど寝返りがうてなくなります。
そのため、痩せ型の人でも寝返りがうちやすい高反発マットレスがおすすめですが、硬さを直に感じてしまわない柔らかいマットレスが理想というわけです。
一方、太っている人におすすめのマットレスは同様に高反発マットレですが、硬さは柔らかい必要はありません。

痩せ型の腰痛対策に「柔らかい高反発」をおすすめする理由
痩せている人の腰痛対策には柔らかい高反発マットレスをおすすめしますが、理由をもう少し深堀りしていこうと思います。
寝返りがうちやすい

痩せ型におすすめのマットレスで「低反発マットレス」をおすすめする人もいます。
ただし、筆者は高反発マットレスを強くおすすめします。
一番の理由は寝返りのうちやすさです。
寝返りは腰痛対策、強いては質の高い睡眠のためには必ずしなければなりません。
「わたし、もともと寝返りをうたない体質なの」という言葉を耳にすることがありますが、寝返りをうたない体質ではなく、寝返りをうてない環境によって徐々に寝返りをうてなくなったという認識が正解です。
寝返りのうてない環境とは、複数で寝ていて寝返りをうてるスペースがない環境やマットレスが小さいなど様々ですが、低反発マットレスにより寝返りのサポートが上手く受けられていないことも理由のひとつです。
再度言います。
寝返りは必ずしなければなりません。
そのためには、高反発マットレスが必要です。特に、筋力の少ない痩せ型の女性は高反発のよる寝返りサポートは必須と言ってもよいでしょう。

お尻・背中が痛くなりにくい

痩せている人の腰痛対策には柔らかい高反発マットレスをおすすめする理由は、お尻や背中が痛くなりにくいためです。
痩せている人は脂肪や筋肉が少ないため、マットレスの硬さをダイレクトに感じ取ってしまいます。
特に、お尻や背中は寝ているときの体圧が最も掛かりやすい部位のため、マットレスが硬すぎると痛みを感じてしまうのです。お尻や背中が痛むと、腰は直ぐそばにある部位のため放散痛として腰痛を感じることがあります。
一方、柔らかいマットレスはお尻や背中に掛かる圧力を軽減してくれる効果が期待出来ますが、柔らかいだけのマットレスでは寝返りがうちづらいうえに、お尻や背中が沈み込んでしまい返って腰痛悪化のリスクとなるため一定の反発性が必要なため柔らかい高反発マットレスがベストなのです。
通気性が良い
おすすめの理由③
熱がこもりにくい

画像引用元:睡眠と体温 | 睡眠と体温 | 体温と健康 | テルモ体温研究所 (terumo-taion.jp)
柔らかい高反発マットレスは、体に熱がこもりづらいため睡眠の質が向上されるため、寝起きの腰痛などが起こりにくい傾向にあります。
痩せ型の人は冷えにお悩みの場合も多いため、一見「体に熱がこもるのは良いことでは?」と感じる人がいますが残念ながら違います。
基本、人の体は熱に弱いです。とくに寝ているときは深部体温は下がらなければいけません。効率よく深部体温を下げることが眠りの質に大きな影響をもたらすため、マットレスにより体に熱がこもる事態は避けるべきです。
近年では、ウレタン系のマットレスでも通気性の高い素材が多く開発されているため、低反発マットレスでも極度に熱がこもることは少なくなってきていますが、体を完全にフィットさせるという性質上、熱の逃げ道がないことはたしかです。
一方で、高反発マットレスは体をすべてフィットさせる性質ではないため、熱が逃げるスペースが十分にあるため快適な睡眠を得ることが出来ます。
痩せている人がマットレス選びで気をつけること
痩せている人は、特に以下の点に気をつけたマットレス選びをするよう心がけましょう。
\マットレス選びの注意点/
- 柔らかすぎるマットレスを買わない
- サイズが小さすぎるマットレスを買わない
- 寝心地重視を辞める
柔らかすぎるマットレスを買わない
「お尻や背中があたって痛い」という理由から柔らかいマットレスを選びたくなる気持ちは分かります。
しかし、柔らかすぎるマットレスを選ぶと結果的に寝返りがうちづらいうえ、熱がこもりやすくなるため睡眠の質が低下します。
おすすめの硬さは「130~170N」ほど。程よい柔らかさのある高反発マットレスがおすすめです。
サイズが小さすぎるマットレスを買わない
痩せ型は小柄な人が多い理由から「セミシングル」「シングル」を選びがちです。
理想は、ひとりで寝る場合であっても「セミダブル」以上をおすすめします。
予算や環境上、セミダブルが厳しい場合であってもセミシングルではなくシングルを選ぶようにしてください。
実際、相談者さんのなかには、マットレス自体は同じものでもサイズを大きくしただけで睡眠の質が向上した人もいます。
考えられる理由は「寝返り」です。
セミシングルなど、幅が狭いマットレスでは寝ているときに、寝返りをうてなくなってしまいます。
一方で、幅の広いサイズのマットレスは寝返りがうちやすいことが特徴です。
寝心地重視を辞める
マットレスを買うときに寝心地を最優先させることはおすすめしません。
例えば、フカフカのソファーと、病院にあるような硬いソファーの座り心地を聞かれた場合「フカフカのソファーの方が座り心地が良い」と答える人が大半。
しかし、体に良いのは間違いないく「病院にあるような硬いソファー」です。
このように、心地の良さと体への良さはイコールではありません。にも関わらず、マットレスを選ぶときには多くの人が寝心地の良さを最優先させてしまうため失敗しやすくなります。
寝具店などでマットレス買う場合は、直接試せることがメリットと感じるかもしれませんが、結果的にデメリットとなる場合もあるためご注意ください。
体型によっておすすめマットレスは変わる!?
\基準となる体型/
- 瘦せ型
- 肥満型
- 筋肉質
まずは、ご自身がどの体型に該当するかを何となく把握しておく必要があります。とくに女性では、BMIが18未満の人でも自分自身を「痩せ型」だと認識できない人も多いです。

ここでは、自分自身が認知する体型よりも、以下の表から該当するBMIで判断をしてください。
BMI | 判定 |
---|---|
<18.5 | 低体重 |
18.5≤BMI<25.0 | 普通体重 |
18.5≤BMI<25.0 | 肥満(1度) |
18.5≤BMI<25.0 | 肥満(2度) |
18.5≤BMI<25.0 | 肥満(3度) |
40.0<BMI | 肥満(4度) |
参照:肥満と健康 | e-ヘルスネット(厚生労働省) (mhlw.go.jp)
瘦せ型の人におすすめマットレス3選
お待たせしました。
これまでお伝えさせていただいた内容をもとに「痩せ型の人におすすめのマットレス」を厳選して3品ご紹介致します。どのようなマットレスを買えば良いか悩まれている人のお役に立てますと幸いです。
エムリリー

\エムリリーの特徴/
- 痩せ型に理想の優反発
- 寝心地抜群
- コストパフォーマンス高め
エムリリーは、「柔らかい高反発マットレス」を絵に描いたようなマットレスです。
エムリリーのおすすめポイントは何といっても優反発。表層は柔らかめの低反発素材を使用していますが、中心部には高反発素材を使用しているハイブリット構造で寝心地の良い高反発マットレスを実現しています。
体格の良い男性や肥満気味の人には熱がこもりやすい・沈み込みやすいなどのデメリットがあるエムリリーですが、痩せている人は睡眠姿勢を崩すことなくスムーズな寝返りがうてるため腰痛対策にも効果的です。
エムリリーには、3タイプのマットレスがありますが本気で腰痛対策のマットレスの人は11㎝をおすすめします。

セミシングル | シングル | セミダブル | ダブル | |
---|---|---|---|---|
5cm | 21,980円 | 22,980円 | 29,980円 | 35,980円 |
8cm※ | 29,980円 | 32,980円 | 39,980円 | 47,980円 |
11cm | 35,980円 | 38,980円 | 47,980円 | 56,980円 |
モットン

\モットンの特徴/
- 寝返りのうちやすさが抜群
- 手頃な高品質マットレス
- 返金返品保証が付いている
モットンの特出すべき点は反発性です。
現に、当施設で検証したマットレスの性能比較においても、モットンの寝返りのうちやすさを群を抜いています。(※)
また、価格もシングルサイズでは4万円をきります。値上げの波で、各メーカーがこぞって値上げを行うなかでモットンの価格は据え置きです。
硬さは「140・170・270N」から選ぶことができますが、痩せ型の人には140Nをおすすめします。
もし、他の硬さが良いと感じた場合はサイズ変更も行うことができるため安心です。
サイズ | 価格 |
---|---|
シングル | 39,800円 |
セミダブル | 49,800円 |
ダブル | 59,800円 |
\90日間返金保証/
イウォーヌIWONU

ここがおすすめ!
- 硬さを自由にカスタマイズできる
- 優しい寝心地+反発力
- 120日間トライアル制度
IWONUマットレスのメリットは、180N・120Nの硬さを裏表の変更によって自由に変えることができる点。しかも、三分割構造のため、腰だけを硬くして背中や脚は柔らかくするなどのカスタマイズも自由自在です。
表層の中綿が高級ホテルのような寝心地してくれるため痩せ型の人にも負担なく快適な睡眠をとることができます。
また、返品送料も負担してくれる120日間トライアル制度が設けられている点も嬉しいです。
IWONUの商品情報
サイズ | 価格 |
---|---|
セミシングル | 66,000円 |
シングル | 77,000円 |
セミダブル | 88,000円 |
ダブル | 99,000円 |
クイーン | 110,000円 |
\120日間トライアル付/
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